~ むらたや便り ~
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少しずつ暖かくなり過ごしやすい日々になっています。
そんな時に是非 箪笥の整理を兼ねて おきものをご覧ください。
引き出しを開けた途端 カビの臭いがしたら要注意です。
一度も着ていないから安心・・・は、逆に安心できません。
大切で、袖を通していない物から確認して下さい。
カビが無ければラッキーです。これからも注意して保管して下い。
面倒くさい方に少しでも楽に出来る簡単湿気取りは、
天気のいい日に箪笥の引き出しを開けておくだけで少しは違います。
その上 箪笥の引き出しに向けて扇風機を回すと尚いいです。
不精な私でもできますので是非お試しください。
これから梅雨時期になり、なかなか着物のお手入れができなくなります。
その前に丸洗いクリーニングやカビの確認をされたら宜しいと思います。
喪服などは滅多に着ることがないですので早めに確認してください。
カビの確認方法
怪しいかな?と思ったら、以下をご確認ください。
[1] カビの臭いがする
[2] 白い粉のようなものがついている
[3] 胴裏や比翼地が黄色く変色している。(たとう紙の変色)
[4] 黄変が左右対象に打ち合いを起こしている。
発見後の処置について
カビがお着物の上に確認できるレベルの場合、カビのシミ抜き作業だけでは不十分と言えます。
程度にもよりますが、カビの臭いがする、白い粉が噴いている、というくらいなら、
きもの専門店にお持ちになり、カビ取りクリーニングにより滅菌することで被害の拡大を
防げます。白いカビは払い取るだけで見た目にきれいになりますが、
カビ菌を除去した訳ではない為、かならずといって再発生します。
このため、カビの菌取り作業が必要となります。
しかし、カビが元で変色している場合、完璧にとることは難しい場合がございます。
今までの経験上、ある程度は落とせます。
しかし生地の関係上「これ以上は無理」ということもございます。
ですが殆ど分からないくらい迄は、お直しできます。見つけ次第対処をすることが大事です。
江戸小紋・小紋・名古屋帯専門店
着物の む ら た や
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