2015年4月22日水曜日

着物を気軽に着るために~着物と帯のコーディネイト


最近、着物が見直されてきているように思われます。

特に子育てを終わられて自分の時間が持てるように

なった方等が、眠っていた着物を何とかしたい・・・

と言うお気持ちで着付けを習い始めたり、

すると折角だからみんなで着物を着てお食事会に

行きましょう・・・・となりご自分で着物を着る機会を

作れるようになるのです。


本来女性であれば、憧れの着物であるべきなのですが

自分で着れない不自由さ故に着物離れが進んできて

いるのではないでしょうか。

又、着物のいろはも分からないという方も増えてきています。

そんな方たちの為に私共呉服屋はあるべきではないかと

思います。決して売るだけでなく、お客様が気軽に着物

についての知識を増やてさしあげる。そして喜んで着物を

着て頂くことを考えていくべきではないでしょうか。


最近特にそう思い始めました。


 ~今更聞けない着物の知識~ 

そう名をつけて少しずつ皆様に着物を知って一人でも
多くの方に興味を持ってこうと考えてます。

まずは、月に二回程度 簡単な講座をしようと思って
ます。講座と言っても堅苦しいものではなく、 
お茶を飲みながら着物についての会話とお考うろえください。

こんな事を聞いたら恥ずかしいわ・・・という質問から
少しずつ知識を増やして行ってください。


とりあえず、弊社・・・むらたやの店舗内で始めたいと思います。
それから回数を重ねてブログの中ででも情報発信できれば良いなと考えてます。







      むらたや お薦めコーディネイト

             







江戸小紋・小紋・名古屋帯専門店 
     江戸小紋 む ら た や 
   http://kimono-murataya.com/  



  ℡   0856-22-0095 (代表)
 ℡       0856-22-0098 (ネット専用)
   http://kimono-murataya.com/
 mail     murataya@iwami.or.jp

2015年4月19日日曜日

着物の良さ・・・・江戸小紋を知る

結婚式やパーティー、観劇やお茶会・・・・
やはり着物に勝るものは無いと思います。

洋装でいくら着飾っていても着物ほどの華やかさは
なかなか出せないのではないでしょうか。
(あくまで私個人の意見ですが・・・)

しかしながら、着られるお着物にもT・P・Oがございますので
その場に合ったお着物をお召になって下さい。


むらたやは、戦前から呉服業を営んでおります。
店舗では、呉服全般を仕入れ、いつでもお客様のご要望に
お応えできるように商品を取り揃えております。

今、ネット社会という事で
『気軽におしゃれを楽しめる着物』として
江戸小紋を中心とし、小紋・袋帯・名古屋帯等を
「むらたや」から発信していこうと考えております。



【江戸小紋とは】


京友禅、加賀友禅と並んで日本の三大友禅に数えられる、
東京友禅の一つです。
おしゃれキモノ別注・創作江戸小紋【宝尽くし文様・クリーム色】

正絹京染小紋[丹後ちりめん紋意匠地・花の宴]

生地は厳選した高級浜ちりめんの
「高砂」を使用いたしました 
伊勢の高級和紙に柿渋を塗り 
制作された「伊勢型紙」は、 
一柄の型紙を作り上げるのに  
一か月近く要する事も・・・・・・・・。
これは日本人だけが持つ
究極の技の世界といえます。
丁寧に伝統工芸技術保持者の職人さんに染めて頂きました。
 柄は縁起の良い「宝尽し」のお柄。
江戸小紋は帯とのコーディネートも楽しく 

着回し度の高さも抜群です。


落ち着いた印象の薄い藤色に染め上げ、お柄には季折々の
花々を全体にあしらいました。
見る方の心を、グッと惹きつけるような印象的な仕上がりです。





一般的に「小紋」とは、
布地全体に小さな繰り返し模様を染めたお着物のことです。
カジュアルな装いになりお出かけに使える便利さはござい
ますが、着物の格としては普通レベルで訪問着や付けさげ
等に比べると格は下がります。 




しかし江戸小紋に限っては、別格の扱いになります。
江戸小紋の模様は近寄って見なければならないほどの
極小サイズで遠目では、色無地にしか見えない柄です。
この微細な模様を生み出すには、熟練した腕前を持つ
匠の技巧と長時間細心の注意を払って仕上げる手間が
必要になります。




江戸小紋の発祥は、江戸時代で武士の第一礼装の
裃(かみしも)に用いられた柄です。
当時は、贅沢と華美な装いを禁じた為着物の布地や
染め色まで幕府から指定されていました。
大名は色や柄のついた着物を着ることができなかった
のです。そこで、一見無地に見える細かな柄を施し、
その柄を独自に考案することで各藩の差別化を図った
のが始まりです。

このため、江戸小紋は単彩ですが、柄の数は豊富です。

むらたやとお取引させて頂いている染工芸さんは、明治
初頭からされていて、江戸小紋の型紙を何万枚お持ち
なのです。

江戸小紋でも格上とされる三役(鮫・角通し・行儀)を
はじめ万筋や宝尽くし、雪輪、橘、虫籠等々いわれ小紋
まで多種多様です。
     

又、こちらの染工芸さんは、伊勢型紙を使われておられます。
品質、型紙の良さはかなりのものと思っております。

伊勢の型紙

段々と少なくなる着物需要ですが、

一生懸命伝統文化を守っていく為に必要な方達です。
だからこそ我々小売業も消費者の方々に喜んで頂ける
ようなお値段にして、沢山の方に江戸小紋の良さを
知って頂き尚且つ買って頂けたなら又発注してという具合に
仕事が回っていけば良いなと思っております。
そうやって伝統工芸品を守っていかなけれならない
日本の文化だと思います。


角通し


行儀
万筋
             

雪輪
大小あられ

秋野に虫籠











江戸小紋・小紋・名古屋帯専門店 
     江戸小紋 む ら た や 
   http://kimono-murataya.com/  



  ℡   0856-22-0095 (代表)
 ℡       0856-22-0098 (ネット専用)
   http://kimono-murataya.com/
 mail     murataya@iwami.or.jp


     




               

2015年4月14日火曜日

雨の日の草履・加工・着用後について~むらたやのお薦め



 今日は雨です。湿度も高いと着物に適した気候とは言えません。
又、今日のような日にお茶会があると草履がぬれたり足袋も濡れて
大変だと思います。そのような時は、足袋カバーを履き、代えの足袋も用意して、
草履もカバーをして出かけると言う具合に手間がかかります。
そのような時に草履にカバーが付いた専用の草履がございます。
雨の日だけで勿体ないと思われる方もいらっしゃると思いますが、
先様の事を考え履いていかれると気持は通じると思います。
少しの心がけで喜ばれ、貴方への見方が変わるのではないでしょうか。




 ~着用後~

着物を着られたあとは、着物を着物ハンガーにかけて見て下さい。
帯を締めたあたりが着用しわがあると思います。2日、3日掛けておいて
着用しわが取れないようでしたら・・・かなり汗を吸っていると思われます。
その時は、クリーニングに出されたほうが宜しいかと思います。
後々シミカビの原因になります。

それから、衿のファンデーションの汚れ等も落としておいたほうが宜しいと思います。
衿の変色、シミになります。汗も余りかかず、衿だけ汚れた場合は、ベンジンを使って
ご自分で落とせます。

弊社では、ご購入の時にパールトーン加工をお勧めしております。
水をはじきますが、通気性はある加工です。そこの良い所は、簡単な汚れですと
アフターサービスでシミを落としてくれます。
料金は送料のみで承っております。



正絹のはぎれの一部分に
一部分にパールトーンをかけてあります。

上はもともとの大きさで、下の生地に
水を垂らしてみました。

真ん中に水滴が生地の表面にはじかれてます。
パールトーンがかかっていない下の濡れた生地の所は
だんだんと縮んできてます。 


コーヒーをこぼしてみました。 

このように、パールトーン加工をしておくと水はねや泥はね
を弾いてくれます。

お着物がクリーニングから戻って参りましたら、しまわれる時に乾燥剤を引き出しに

一枚いれて置かれると違います。


雨がひどい時は、シルックのお着物をお薦めします。





東京染小紋<江戸小紋>は型紙を使用し、生地に防染の糊をのせて柄をつけたあとに
地色を染めて柄を染め抜く技法です。遠目から見ると無地に見え、近くに寄ると柄が浮き
出てくるような文様で、地色と柄がはっきりと見えるのが特徴です。
小紋の歴史は室町時代にさかのぼりますが、江戸時代の初めより、広く染められるように
なりました。当時の小紋は武士の裃(かみしも)に柄を入れて、大名が参勤交代で江戸城に
上がる際、藩を識別するために文様を入れたのが始まりとされています。その後、江戸中期
には町人文化が発展して着物に小紋を染めることが流行し、野菜柄や虫柄などの楽しい柄
がたくさん生み出されてきました。


弊社では、型紙は伊勢型紙でそれを使って伝統工芸士の方が染めた江戸小紋・・・・いわゆる
本物の東京染江戸小紋を弊社独自のルートで発注して一反一反丁寧に染めて頂き買い取り
本物の江戸小紋をお客様に買いやすいお値段で提供できるように努力しています。






【宝尽くし文様・浅緑色】
生地は厳選した高級浜ちりめんの「高砂」を使用いたしました。
伊勢の高級和紙に柿渋を塗り制作された「伊勢型紙」
一柄の型紙を作り上げるのに一か月近く要する事も・・。
丁寧に伝統工芸技術保持者の職人さんに染めて頂きました。
柄は縁起の良い「宝尽し」のお柄。
江戸小紋は帯とのコーディネートも楽しく着回し度の高さも抜群です。





            

特選西陣袋帯 【大庭織物謹製・彩美色紙文・金茶色】
本物一筋に、その技を磨き現在も多くのファンを持つ、白綾苑大庭の六通の高級袋帯。
軽くて締めやすく、丈夫で長く愛用して頂けると、きもの通のお客様からも定評があります。
大胆で鮮やかな色使いですが、俗名「彩美色紙文」の名前通り、色紙の中に四季折々の
草花の柄を配置した、流行に左右されない古典柄です。その独特の色使いが帯の柄を
立体的な表情に表現してくれました。
帯あわせのむずかしい、加賀友禅の訪問着や、付下げ、また東京初め江戸小紋などに
対応してくれる、まさに上質な一品です。




        むらたやのお薦め 














江戸小紋・小紋・名古屋帯の専門店 
         着物の む ら た や


  ℡   0856-22-0095 (代表)
 ℡       0856-22-0098 (ネット専用)
   http://kimono-murataya.com/
 mail     murataya@iwami.or.jp