2015年4月14日火曜日

雨の日の草履・加工・着用後について~むらたやのお薦め



 今日は雨です。湿度も高いと着物に適した気候とは言えません。
又、今日のような日にお茶会があると草履がぬれたり足袋も濡れて
大変だと思います。そのような時は、足袋カバーを履き、代えの足袋も用意して、
草履もカバーをして出かけると言う具合に手間がかかります。
そのような時に草履にカバーが付いた専用の草履がございます。
雨の日だけで勿体ないと思われる方もいらっしゃると思いますが、
先様の事を考え履いていかれると気持は通じると思います。
少しの心がけで喜ばれ、貴方への見方が変わるのではないでしょうか。




 ~着用後~

着物を着られたあとは、着物を着物ハンガーにかけて見て下さい。
帯を締めたあたりが着用しわがあると思います。2日、3日掛けておいて
着用しわが取れないようでしたら・・・かなり汗を吸っていると思われます。
その時は、クリーニングに出されたほうが宜しいかと思います。
後々シミカビの原因になります。

それから、衿のファンデーションの汚れ等も落としておいたほうが宜しいと思います。
衿の変色、シミになります。汗も余りかかず、衿だけ汚れた場合は、ベンジンを使って
ご自分で落とせます。

弊社では、ご購入の時にパールトーン加工をお勧めしております。
水をはじきますが、通気性はある加工です。そこの良い所は、簡単な汚れですと
アフターサービスでシミを落としてくれます。
料金は送料のみで承っております。



正絹のはぎれの一部分に
一部分にパールトーンをかけてあります。

上はもともとの大きさで、下の生地に
水を垂らしてみました。

真ん中に水滴が生地の表面にはじかれてます。
パールトーンがかかっていない下の濡れた生地の所は
だんだんと縮んできてます。 


コーヒーをこぼしてみました。 

このように、パールトーン加工をしておくと水はねや泥はね
を弾いてくれます。

お着物がクリーニングから戻って参りましたら、しまわれる時に乾燥剤を引き出しに

一枚いれて置かれると違います。


雨がひどい時は、シルックのお着物をお薦めします。





東京染小紋<江戸小紋>は型紙を使用し、生地に防染の糊をのせて柄をつけたあとに
地色を染めて柄を染め抜く技法です。遠目から見ると無地に見え、近くに寄ると柄が浮き
出てくるような文様で、地色と柄がはっきりと見えるのが特徴です。
小紋の歴史は室町時代にさかのぼりますが、江戸時代の初めより、広く染められるように
なりました。当時の小紋は武士の裃(かみしも)に柄を入れて、大名が参勤交代で江戸城に
上がる際、藩を識別するために文様を入れたのが始まりとされています。その後、江戸中期
には町人文化が発展して着物に小紋を染めることが流行し、野菜柄や虫柄などの楽しい柄
がたくさん生み出されてきました。


弊社では、型紙は伊勢型紙でそれを使って伝統工芸士の方が染めた江戸小紋・・・・いわゆる
本物の東京染江戸小紋を弊社独自のルートで発注して一反一反丁寧に染めて頂き買い取り
本物の江戸小紋をお客様に買いやすいお値段で提供できるように努力しています。






【宝尽くし文様・浅緑色】
生地は厳選した高級浜ちりめんの「高砂」を使用いたしました。
伊勢の高級和紙に柿渋を塗り制作された「伊勢型紙」
一柄の型紙を作り上げるのに一か月近く要する事も・・。
丁寧に伝統工芸技術保持者の職人さんに染めて頂きました。
柄は縁起の良い「宝尽し」のお柄。
江戸小紋は帯とのコーディネートも楽しく着回し度の高さも抜群です。





            

特選西陣袋帯 【大庭織物謹製・彩美色紙文・金茶色】
本物一筋に、その技を磨き現在も多くのファンを持つ、白綾苑大庭の六通の高級袋帯。
軽くて締めやすく、丈夫で長く愛用して頂けると、きもの通のお客様からも定評があります。
大胆で鮮やかな色使いですが、俗名「彩美色紙文」の名前通り、色紙の中に四季折々の
草花の柄を配置した、流行に左右されない古典柄です。その独特の色使いが帯の柄を
立体的な表情に表現してくれました。
帯あわせのむずかしい、加賀友禅の訪問着や、付下げ、また東京初め江戸小紋などに
対応してくれる、まさに上質な一品です。




        むらたやのお薦め 














江戸小紋・小紋・名古屋帯の専門店 
         着物の む ら た や


  ℡   0856-22-0095 (代表)
 ℡       0856-22-0098 (ネット専用)
   http://kimono-murataya.com/
 mail     murataya@iwami.or.jp




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