2017年4月24日月曜日

きもののお手入れ~雨コート


もうすぐ連休です。ウキウキしてもいいと思いますが

なかなかテンションが上がりません。娘が受験生だからでしょうか?

それともジメジメした日が続くからでしょうか?それとも更年期?

今は若い方でも更年期になるといわれています。


何はともあれ・・・気を付けましょう。


梅雨に入るその前に是非していただきたい事がございます。

きものの点検です。

長年箪笥に入りっぱなしですと湿気によりカビが発生している場合が

ございます。

一番多いのが、喪服です。なかなか着る機会がないからでしょう。
(良いことなのですが…)

着物だけでなく、帯にもカビがあり夏帯は帯芯が透けて見えますので、

よくわかります。芯に湿気を含みカビの原因となることが多いのです。

気を付けてください。

すごいシミなの……といって夏帯を持ってこられた方は、概ね帯芯のシミが

透けて見えているケースがほとんどです。

きものを着る機会が減っている今、保管中のトラブルが増えています。

特に、留袖、喪服は、着用が限られていますので、箪笥の中でそのままに

なっている場合が多いのです。着用が無ければ、湿気もこもります。だから

一度も手を通してない着物が……と言ってお越しになる方が増えてます。

箪笥に入れっぱなしが原因です。せめて箪笥の引き出しを開けておくとか

工夫をして下さい。かなり違います。

詳しくは、こちらをご覧ください。

むらたやでは、京都の悉皆屋さんに送り見積もりを出して頂き、お客様がご納得
してから作業に取り掛かります。


喪服セット








生地   浜ちりめん

柄    家内安全

色    淡いパープル

伊勢型紙使用 手仕事  色の濃淡で深みを感じます。

使用度 フォーマル・カジュアルどちらにもいけます。
      黒とも名古屋帯を締めて喪の時(お通夜)にも大丈夫です。




 




真冬以外のスリーシーズンのコート地です。

こちらは、伝統美を保つ奄美大島の泥で彩り、我国古代の染色技法を今日に
伝える唯一の民族的文化財であり、染色、風合いは、他の織物に見られない優れた
特徴を持って居り、確信を持ってご推薦できるお品です。



正絹の雨コート

正絹の雨コート
正絹の雨コート


正絹の雨コート
ある方がおっしゃっていました。

コートは、一生で二回は作り直さないと・・・

よくよく考えれば、若い時に(嫁入り前とか)一枚作り

その時は若いので少し派手目な色で、50代を超えると流石に若い頃のコートは

着れないと言うことになり作り直す方がいらっしゃいます。

大抵の方が若い頃の着物やコートはお嬢さんに仕立直したりして活用して頂いています。

それができるのが着物の良さであります。


今、海外の方の方が着物に憧れを持っていらっしゃいます。

できれば、日本の方も是非きもの文化を楽しんで頂きたいと思います。


きもの むらたや  
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商品に関するお問い合わせは 、こちらまで


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