2014年9月6日土曜日

観劇・パーティーなどに手軽に着られる着物

江戸小紋・小紋・名古屋帯

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繰り返しの小さな模様を型染めしたもの又は、手書きで描かれた着物を小紋と言います。
小紋の着物は訪問着や付下げと違い、不規則な模様が描かれているため、反物の状態では上下の区別がつきません。


小紋の着物は、観劇・パーティーなどに幅広く手軽に着られる着物です。最近では、ロビー等で
ちょっとしたお茶会をされて気軽にお茶を飲んで頂くと言う事をされています。そんな時は、無地より華やかで明るい小紋が多いように見受けられます。
着用する帯などは特に定まっておらず、自由に楽しみながら着物を着ることができます。柄によって洒落袋か名古屋帯か、又は名古屋帯でも重みのある柄行きがあり、
『この着物にこの帯で帯揚げはこれで帯締めはこれにしよう。』と考えるのも楽しいものです。

すっきりと大人っぽい江戸小紋、色とりどりでみやびな友禅小紋(京小紋)、エキゾチックな柄を型押しした紅型〔びんがた〕など一口に小紋と言っても様々な種類があるため、目的に合わせた着こなしができます。


今は九月ですので単衣向きの着物をご紹介いたします。

 








単衣向きの付け下げと袋帯です。帯が変われば雰囲気も変わります。
  

 


このような綺麗な色のお着物を上品に着こなして頂きたいです。

         
  




            


江戸小紋柄は、武士の裃〔かみしも〕がルーツの「裃小紋〔かみしもこもん〕」と町人文化から生まれた「いわれ小紋」に大きく分けられます。江戸小紋は主に型紙を使って染めますが、細かい柄になるほど型を彫るにも染めるにも高い技術が必要になります。その高度な技術を用いて作られた細かい柄こそ江戸小紋の大きな特徴です。柄があまりに細かいため、布地から2、3歩離れると無地のように見えます。


江戸時代には将軍家を筆頭に各藩は競って特定の柄を定め、藩のシンボルとしていました。
これは、現代のユニホームと同じで、一目でどこの藩の武士か分かるという意味を含んで
いました。現在小紋柄と言われているものは元々は武家の家紋だったものです。
江戸中期頃から、庶民の間でも着物や羽織に小紋を染めるのが流行し、動植物を
抽象化した柄の他、縁起をかついだり、語呂合わせを模様にした遊び心のある様々な柄が
数多く生まれました(いわれ小紋)。江戸時代から明治に移り、現在に至るまでに、江戸時代の
流行だった渋くて地味な小紋はしだいに大きく、色鮮やかになり、友禅染めのような華やかさを
持つ小紋も現れるようになりました。それが、友禅小紋です。

 

 

 


 

 



いわれ小紋

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         むらたやお薦め       

          おしゃれキモノ別注・創作江戸小紋【宝尽くし文様・クリーム色】
おしゃれキモノ別注・創作江戸小紋【宝尽くし文様・クリーム色】
生地は厳選した高級浜ちりめんの「高砂」を使用いたしました。
伊勢の高級和紙に柿渋を塗り制作された「伊勢型紙」
一柄の型紙を作り上げるのに一か月近く要する事も・・。
これは日本人だけが持つ究極の技の世界といえます。
丁寧に伝統工芸技術保持者の職人さんに染めて頂きました。
柄は縁起の良い「宝尽し」のお柄。
江戸小紋は帯とのコーディネートも楽しく着回し度の高さも抜群です。
観劇やお集まり、またお食事会など、どんなシーンにも対応してくれる、まさに上質の一品です。

 


              特選西陣袋帯 【白綾苑大庭謹製・竹寿・紫地】

特選西陣袋帯 【白綾苑大庭謹製・竹寿・紫地】
まず、しなやかな風合いで締めやすい袋帯です。独自の織味と、独特な色使いで人気の、
白綾苑大庭の六通の高級袋帯。
素材感の美しさとオシャレな創造力・・・。大胆で鮮やかな色使いですが、「竹寿」の名の通り
竹の柄の中におめでたい七宝柄をふんだんに配置した、流行に左右されない古典柄です。
コーディネートも楽しく、着回し度の高さも抜群です。
帯あわせが難しい加賀友禅の訪問着や、付下げ、また東京染め江戸小紋などに対応してくれる、まさに上質の逸品です。


江戸小紋・小紋・名古屋帯専門店 
     着物のむらたや 
     kimono-murataya.com
      mail  murataya@iwami.or.jp

                                     
おしゃれキモノ(株式会社むらたや)


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