2015年7月5日日曜日

江戸小紋について

むらたや 綴り

むらたやは、東京染江戸小紋に力をいれております。

出会いは、明治時代から続く老舗の東京の染色工芸の

会社の社長さんが、快く弊社の話を聞いて頂いた事が

始まりです。

その社長さんが弊社にお越し頂き自ら講義をして頂きました。

「目から鱗が落ちる」のは、こう言う事を言うのだと思いました。

東京染小紋とは

江戸時代、諸大名が着用した裃の染めに由来する小紋です。

現在は、伝統柄で基本的には、単色染め絹しか使わない

という特徴の『江戸小紋』

自由な創作が特徴の『東京染おしゃれ小紋』二種類に

分けられてます。

前者は、大名家間で模様付けの豪華さを張り合うようになり

江戸幕府から規制を加えられたため、遠くから見たら無地に

見えるような細かな模様になり、よってかえって非常に高度な

染色技を駆使した染物となりました。

後者は庶民がこの小紋を真似するようになり、生活用品等

身近にある物を細かい模様にして洒落をたのしみました。

宝尽くしなどのおめでたい柄や野菜や玩具、動物や気象など

さまざまです。このような庶民の遊び心から発祥した柄を

『いわれ小紋』といいます。

江戸小紋は、型紙を使って染めるのが特徴です。

この型紙は、江戸で作ることができずもっぱら伊勢に注文

していました。(伊勢型紙)



弊社が取り扱っています江戸小紋は、おしゃれ小紋が多く

柄も楽しいもの、おめでたいもの色々ございます。

一例ですが、ご紹介いたします。

七福神
牡丹に御所壁


紅葉づくし
宝尽くし


近くで見るとこのような柄です。(梅・松・笹)
遠くからみると無地に見えます。


江戸小紋・小紋・名古屋帯専門店 
       
          着物の むらたや 




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 ℡       0856-22-0098 (ネット専用)
 mail     murataya@iwami.or.jp


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