江戸小紋・小紋・名古屋帯専門店
おしゃれキモノむらたや
http://osharekimono.co.jp/
なかなか梅雨も明けず、湿気が多いのでジメジメした感じで気持もすっきりしない日が続きます。
そんな折でもお客様がいらして頂き
『先日の催しに着物を着ていったら大変喜ばれたのよ。』等というお話を聞くと嬉しくなります。
この暑い時期に、さらっと お着物を着て出席されたという事で、主催者側は大変お喜びになったそうです。
我々の業界からすると有り難いことです。
着物にも四季がございますので、その時にあったお着物を選ぶ・・・そんな余裕と楽しみを持てたらと思います。
お客様の中には、よくご存じの方もいらっしゃって、私どもも絶えず勉強して行かないといけないと感じています。
そこで・・・単衣と夏用兼用でいける生地がでました。これは、弊社の取引先の会社が独自で考案したものです。できたてのほやほや なのです。
なかなかの新作だと思います。
まだ柄物はございませんので、その生地を無地にお染めして仕立て上げると、6,7,8,9月の4ヶ月間という長い期間着用して頂けます。
無地で紋を入れると正式な場所でも可能です。
弊社は、黒に染め単衣で仕立て、4ヶ月間使用できる夏用喪服に染めてございます。
勿論染めは京都です。
そして、袷と一緒にしてセットで売りに出した所、結構評判良く、期間が長いとお喜びになられました。
利休が好んだ柳の水を使ってお染めしておられます。
馬場染工さんが現在ある地は、元々平安時代末期に崇徳院(1119~1164)の御所があった所で、清泉があり、千利休が茶の湯に用い、そばに柳の木を植え、水に直接に日が差すのを避けたと伝えられています。
馬場染工業さんでは、1870(明治3年)の創業時に、地下約100メートルから業務用に汲み上げ始め、
以来1度も枯れずに今もなお染・飲料水として使用しておられます。
今日、女性の黒紋付は不祝儀の際の正式礼装とされています。
しかし、その歴史は意外に新しく、明治32年(1899)、永照皇太后(明治天皇御母)が亡くなられた際に、当時の宮内省(現宮内庁)が「喪服は白衿紋付」と告示したのがきっかけ。そのころは一部の上流婦人たちの風習で、一般に定着したのは昭和に入ってからと言われています。なお、男性の正式礼装である紋付羽織袴は元来、江戸時代の武家の日常着でした。後に上層町人が式服として着用するようになり、祝儀・不祝儀両用の礼服として、現代に引き継がれています。
東レシルックの絽の無地です。夏のお茶時やお稽古、とにかく暑い時は汗をかきますので、すぐ洗えたほうが便利です。
正式な場所にご出席の時は正絹のお着物が宜しいと思います。
最近は、室内は冷房が良く効いてますので結婚式等は真夏でも袷を着られます。しかし少なくなりましたが、絽の留袖もございます。
お呼ばれの場合は、袷ではなく単衣仕立ての訪問着か付け下げか無地が宜しいと思います。
【本日のお勧め】
単衣向きのお着物です。
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西陣高級袋帯「優彩正倉院華文・金色」 | |
品のある薄金、銀で表現をした配色に、優雅に装飾された「華文唐草文様」のお柄。 金彩を基調に、それでいて、見る人に重たい印象を感じさせない女性ならではの、気品豊かな一品です。 フォーマルな場所に合わせて、黒留袖、訪問着、付下げ、色無地などのお着物をお選び下さい。 |
特選西陣袋帯 【大庭織物謹製・彩美色紙文・金茶色】 | |||||||
本物一筋に、その技を磨き現在も多くのファンを持つ、白綾苑大庭の六通の高級袋帯。軽くて締めやすく、丈夫で長く愛用して頂けると、きもの通のお客様からも定評があります。 大胆で鮮やかな色使いですが、俗名「彩美色紙文」の名前通り、色紙の中に四季折々の草花の柄を配置した、流行に左右されない古典柄です。その独特の色使いが帯の柄を立体的な表情に表現してくれました。 帯あわせのむずかしい、加賀友禅の訪問着や、付下げ、また東京染め江戸小紋などに対応してくれる、まさに上質な一品です。
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