おしゃれキモノむらたや
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今日は、日差しが強いです。そんな日は、外に出かけるのが億劫になります。
家でごろごろしていたいですね。
でも、ちょっとお出かけしたいという時に・・・・
先日、お食事をしに知人とお出かけしました。その方は、・・・・さすが・・・・
自ら、いざとという時や気分を変えたい時は、お着物を着ていらっしゃいます。
勿論、昨日もお着物でした。
夏の襦袢に、ゆかた地のお着物で、遠目からはゆかたに見えない綺麗なブルーで小紋柄
でした。帯は、羅の帯で、見た目にもとても涼しそうでした。
やはり心がけだなと・・・つくづく感じました。
伝統的工芸品「東京染小紋」 昭和49年5月25日、経済産業大臣から伝統的工芸品として指定される。 伝統的工芸品として指定されるには、「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」に規定される下記に掲げた要件を満たす必要があります。
柄は全部で12万点、博物館をもつ染物工房富田さんの工房といえば、長い歴史の中で受け継がれてきた江戸小紋や江戸更紗などの柄の型紙12万点を保管しています。保管されている型紙の中には、200年前に作られた大変貴重なものも含まれおります。その豊富かつ貴重な型紙によって「東京そめものがたり博物館」という博物館を運営できるほどです。 通常の製品で使われるのはごく限られたベーシックな柄が多いそうですが、富田さんの工房に保管されている膨大な量の型紙の中には、ユニークな柄がたくさんあります。 |
職人技の魅力
21世紀に入り、私たちはそんな「職人」に改めて魅力を感じるようになりました。
グローバル化や経済至上主義の隆盛といった巨大な波の中で、日本人が見失ってしまった仕事に対する情熱や誇り、そのような大切な思いが、まだ職人の世界には残っていると思います。私たちが職人から感じる魅力の源泉はそこにあるのだと思います。そして、その古き良き職人の仕事を今の社会に再現したい。後世に残していかないといけない。と思っているのでしょう。
確かに職人さんは、企業で働くサラリーマン・OLとは仕事の進め方、職場の環境が異なります。そのため、多くの日本人が忘れてしまった「古き良き何か」を持ち続けているのかもしれません。
日本人として、着物文化や高度な染めの技術、貴重な型紙たちを未来に残さなければいけない
と感じます。
白地に型紙をあてて防染糊をつけます。この時ヘラを動かす力が均等でないとムラになります。一ヶ所が終わったら、継ぎ目に神経を集中させながら型紙を移動させていきます。これを型送りといいます。 |
江戸小紋は型紙を使用し布地に防染の糊をのせて柄をつけた後に、「しごき」といって地色を染める作業をします。最初に型紙で布全体に糊をのせていくのですが、型紙のサイズはだいたい30cmほど。1反(長さ約13m)の布を染めるには、何度も繰り返し染めていかなければなりません。一枚の型紙を使って隣り合う柄をつなぎ合わせ、ムラなく糊をのせる作業はとても難しく、熟練するまでには10年以上かかります。
一方、刷毛で染め付けていく江戸更紗は、沢山の色を使用するため、何枚もの型を使用して染め重ねて行きます。そのため、一反の布を染上げるのに何百回と染め重ねていかなければなりません。
とても時間を要する作業ですが、染め上がった生地は目を見張るほど繊細で美しく、華麗なキモノへと仕立て上げられていくのです。
一方、刷毛で染め付けていく江戸更紗は、沢山の色を使用するため、何枚もの型を使用して染め重ねて行きます。そのため、一反の布を染上げるのに何百回と染め重ねていかなければなりません。
とても時間を要する作業ですが、染め上がった生地は目を見張るほど繊細で美しく、華麗なキモノへと仕立て上げられていくのです。
伊勢型紙
江戸小紋の柄付けは伊勢形紙(三重県鈴鹿市が産地)を使います。
様々な彫刻刀を用いて彫り上げられた微細な柄の形紙を送って柄を付けていきます。極めて高度な技術が要求されます。
様々な彫刻刀を用いて彫り上げられた微細な柄の形紙を送って柄を付けていきます。極めて高度な技術が要求されます。
型紙は何枚かの和紙を発酵させた柿渋で張り合わせ地紙に、錐や小刀で模様を彫ったものですが、この技術は江戸時代からの型紙の産地である伊勢の白子町を中心として、全国で約500人と言われる型紙職人たちによって守られています。
型紙はあらかじめ水で湿らして使いますが、湿り具合よって微妙な伸縮があるため、白生地に型紙を置いていく際、くるいのないよう柄をつないでいく型染職人の長年の勘がたよりとなります。小紋染を生かすも殺すもこの型付けにかかっていると言ってよいでしょう。
型紙はあらかじめ水で湿らして使いますが、湿り具合よって微妙な伸縮があるため、白生地に型紙を置いていく際、くるいのないよう柄をつないでいく型染職人の長年の勘がたよりとなります。小紋染を生かすも殺すもこの型付けにかかっていると言ってよいでしょう。
伊勢型紙を使った東京染江戸小紋
【宝尽くし文様・クリーム色】 | |
生地は厳選した高級浜ちりめんの「高砂」を使用いたしました。 伊勢の高級和紙に柿渋を塗り制作された「伊勢型紙」 一柄の型紙を作り上げるのに一か月近く要する事も・・。 これは日本人だけが持つ究極の技の世界といえます。 丁寧に伝統工芸技術保持者の職人さんに染めて頂きました。 柄は縁起の良い「宝尽し」のお柄。 江戸小紋は帯とのコーディネートも楽しく着回し度の高さも抜群です。 観劇やお集まり、またお食事会など、どんなシーンにも対応してくれる、まさに上質の一品です。 |
お勧め帯のいろいろ
特選西陣袋帯 【大庭織物謹製・彩美色紙文・金茶色】 | |
本物一筋に、その技を磨き現在も多くのファンを持つ、白綾苑大庭の六通の高級袋帯。軽くて締めやすく、丈夫で長く愛用して頂けると、きもの通のお客様からも定評があります。 大胆で鮮やかな色使いですが、俗名「彩美色紙文」の名前通り、色紙の中に四季折々の草花の柄を配置した、流行に左右されない古典柄です。その独特の色使いが帯の柄を立体的な表情に表現してくれました。 帯あわせのむずかしい、加賀友禅の訪問着や、付下げ、また東京初め江戸小紋などに対応してくれる、まさに上質な一品です。 |
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