2014年7月21日月曜日

正絹の着物を着た後は ~管理、クリーニングの豆知識~

江戸小紋・小紋・名古屋帯専門店 
     おしゃれキモノむらたや 
     http://osharekimono.co.jp/ 



雨の日でも安心して着て出かけられます。どうしても正絹のお着物が宜しい場合は、是非パールトーン加工をお勧めいたします。


   

通気性は良いし水気の物をはじいてくれる加工です。
道行コートにされる方がいらっしゃいます。

弊社でも大切なお着物には必ずお勧めをしております。
アフターサービスもよく、パールトーン加工をしているとクリーニング(丸洗い)もお安くなります。
是非皆様に知って頂きたい得する事だと思います。



又、弊社では江戸小紋に力を入れています。

「空色に染むる小紋か星月夜」ー。単色染めの地にびっしりと染め抜かれた江戸小紋は、
星空の例えに詠まれるほどの柄ゆきを誇る型染めです。
凛とした潔さを漂わせる美しさは、江戸時代の諸大名が自藩の面目を掛けて競い合った
裃小紋に由来するものです。


東京染江戸小紋・・・伝統工芸士の方が伊勢型紙を使って染めた本物です。柄は色々ございます。
下記の物は代表的な柄でよく皆様がご存じの柄だと思います。その他に素敵な柄がたくさんござ
います。




                                 
                               豊富な伊勢型紙をお持ちです。


東京染小紋は、1974(昭和49)年5月25日に、経済産業大臣、つまり日本の国から伝統的工芸品
として指定されました。
 ちなみに、伝統的工芸品として指定されるには、法律によって次のような条件が必要とされます。



●日常(にちじょう)生活の中で使用されていること
●ほとんどが手でつくられていること
●つくる技術(ぎじゅつ)の基本(きほん)が江戸時代までに完成されて いること
●天然の原材料(げんざいりょう)が使われていること
●製品(せいひん)をつくる場所が決まっていること






このようにきちんとした東京染江戸小紋には、以下の様な証紙が必ず貼ってございます。



江戸更紗

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更紗は、ステンシルのように色を刷り込んで染め、輪郭がややぼやけ、
ふんわりとしたアウトラインで出来上がります。薄いベージュに地染をした生地
を使うのが伝統的です、仕上がりは全体にやや深い色味になります。
真っ白な生地を使うこともでき、その場合は鮮やかな色が出ます。

富田染工芸 2

江戸更紗は型紙を使い、刷毛を使って生地に直接色を刷り込んで染めていきます。
こちらはステンシルのようなイメージで、グラデーションのようなぼかしの表現もすることが
でき何色にも染め分けられているのが特徴です。更紗は元々インドから発祥した文様で
タイ、ジャワなどの東南アジアや中近東のペルシャで使われていた文様ですが、
室町時代に渡来し、江戸時代末期に型染めと更紗の技術が融合して江戸更紗が誕生しました。








江戸小紋・小紋・名古屋帯専門店 
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