2014年5月19日月曜日

家紋についてと今時期から着るお着物


江戸小紋・小紋・名古屋帯

   着物の む ら た や                                                                                                        



家 紋

紋は平安時代には、貴族の家具調度に、鎌倉幕府には、武士の旗印、室町時代になって衣服に用い、女性の礼装に家紋として用いられたのは江戸時代からといわれてています。
家紋は、権力の象徴として絶対的なものでした。

現在・・・・ 結婚支度として実家の紋をつけた留袖・喪服・無地等をご用意して嫁ぐ・・・・・これが一般的と言われておりますが、地方によっては 婚家の紋をつけて嫁ぐところも有ります。

地域によって異なる風習がある場合がございますので、最近は 先方に問い合わせ婚家の紋をつける方が増えてきました。 

現代では、家紋を大切になさっている方以外は、 家紋と言うより形式に考えられたり、装飾のように思われて 好みの紋をつけられている方もいらっしゃいます。
日本の民族衣装である キモノの中には、移り変わる季節が美しく優雅に表され日本ならではこそと 認識されています。

季節が薄れてきた現代こそ 《季節》 を無視せず、せめてモノの模様の中にけじめを語り伝えていきたいものです。


春に桔梗、秋に桜 では、不自然です。難しく考えないで、二枚のキモノで春秋を着分けるとか 花でも図案化されたもの、季節にかかわりのない模様を選び、季節感は色で表すのも良いでしょう。
橘の花です。若い方に大変映ると
思います。お雛様の飾りが桜橘で
すから季節を厳密に言うと2~4月
ではないでしょうか。       
このお着物は草花をモチーフにしてあります。
私的に結構お気に入りです。上品で優雅で品
良く着て頂けるのではないでしょうか。    

帯は同じですが着物によって雰囲気が変わってきます。          


着物の格について

キモノは“染め” 帯は” のものが格が上とされています。物や帯の格は、値段によって決められず 生地 色 柄 による
品格、紋の数 などによって定められます。T・P・Oをわきまえれば、難しく考えなくても良いと思います。


むらたや のお薦め
金彩友禅正絹[蔦草花模様・ライトベージュ色]
サラっとして柔らかな上質の生地が着姿を美しくお顔映りをより華やかに演出してくれます。
動きに合わせて陰影を奏でる地紋に、蔦に日本の美があふれる草花の柄を大胆に配置してあります。
気品に満ちた、このお品は年齢幅も広く、合わせる帯によって華やかにも、オシャレにも着る方の個性を引き立ててくれます。
キモノ美を堪能して頂けるお品です。
特選正絹九寸名古屋帯【藤原織物・謹製】「紹巴・華唐草柄・総通」 淡いクリーム色
特選正絹九寸名古屋帯【藤原織物・謹製】「紹巴・華唐草柄・総通」 淡いクリーム色
「紹巴・しょうは」という名の由来に明確な史実がないのは残念ですが、一説では千利休の弟子の「里村紹巴」から名をとった説があります。
その紹巴という、しなやかな帯地に優雅なムードのあるはな唐草模様があしらっています。
上品で格調高く、ワンランク上の帯姿を楽しみたいお方にぴったりです。
品格のある柄ですので、お稽古事、観劇、など…またパーティーなど様々なお席にお使いください。

夏のお着物の普段使いで着られたらいかが
でしょうか。                   





校倉裂・正絹九寸名古屋帯 【山田織物謹製】 さがら段文・濃茶色
校倉裂・正絹九寸名古屋帯 【山田織物謹製】 さがら段文・濃茶色
生地の地模様には正倉院の校倉造りのデザインをモチーフにして、その間にはまるで帯締めを織り込んであるような別組織のストライプを配して、とてもモダンな間道模様の柄を作り上げました。
品格を持ちながら、創作性に富んだデザインは、きっとお気に召していただける一品です。
小紋や織りのきもの、また色無地など合わせるきものによってどんな場所にも対応してくれますので、あなた様のコーディネートを存分にお楽しみください。
この機会をお見逃しないようお願い申し上げます。
このような帯で合わされても面白いもではないでしょうか。
               

夏用のコート生地です。なかなかの品物です。 
帯びつけだけではといわれる方にはお勧めです。
上品な柄いきと涼しげでなかなか無い品です。 
夏でも帯付けだけでは、と言う時には必ずコートが必要になります。そんな時の一枚です。





是非検索してみてください







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