江戸小紋・小紋・名古屋帯
初めての色無地選び
お若い方が一枚目の色無地を誂える時、まず、どんな機会に
着るのかを考えて品を選びます。一般的には慶事のみを考えて、色、地紋を選んで良いと思います。様々な機会に活用できるようにと考えるのは自然ですが、弔事、つまり色喪服としても着ることまで考えない方が品選びはしやすいのではないでしょうか。
色は、やはり明るめの方が良いでしょう。例えばピンク・ローズ・
さび朱系の色が好ましいようです。藤色やグリーン系の色も綺麗ですが、顔映りの良し悪いがありますのでご注意ください。
生地は地紋が織りだされた程良い光沢のあるものがお薦めです。改まった時に着ることを考えると、地紋は古典的な柄が
無難です。パーティーの多い方ならばモダンな地紋も素敵です。
その場合は帯も着物の雰囲気に合わせる配慮が必要となります。いずれにしても、余り細やかな地紋より大柄の方が気映えがします。
若いからこそ着られる色、地紋というものがございます。
それが似合う時に着ておくと言うのも大切なことではないでしょうか。若々しさを損なわない品選びを心掛けて下さい。
画像が悪いですので分かりずらいと思いますが、
そこ柄が『かたくり』です。
そこ柄が『かたくり』です。
坂井教人 作 です。柄付けは、付け下げ調になってますので、無地でも格高く着て頂けると
思います。
右が上の色無地の色違いです。
右から二番目は、東京染江戸小紋(伊勢型紙使用)の宝尽くし柄です。無地感で着て頂ける
品物です。紋を入れると格も上がり、よくお茶席でも着ていらっしゃる方をお見かけいたします。
右から三番目は、江戸更紗です。
左は、東京染江戸小紋『貞子好み』です。スクリーン染ではなく、手で型紙を付かて丁寧に
しあげてございます。
こちら4点とも生地から染め上げてございます。むらたやが色を決め発注した色無地や、
色から型紙まで決めて染めて頂いた江戸小紋です。
次に帯のえらびかたですが……正調な装い・個性的な着こなし・モダンな着こなし・凝った着こなし
格を高める着こなし……と色々ございます。TPOを考えてご着用くださいませ。
お茶をされる方は色無地をお持ちです。色々な場面に活用することができるからだと思います。
その時に是非帯にもこだわった合わせ方をしておしゃれに着て下さい。
むらたやお薦め
江戸小紋【宝尽くし文様・クリーム色】 | |
生地は厳選した高級浜ちりめんの「高砂」を使用いたしました。 伊勢の高級和紙に柿渋を塗り制作された「伊勢型紙」 一柄の型紙を作り上げるのに一か月近く要する事も・・。 これは日本人だけが持つ究極の技の世界といえます。 丁寧に伝統工芸技術保持者の職人さんに染めて頂きました。 柄は縁起の良い「宝尽し」のお柄。 江戸小紋は帯とのコーディネートも楽しく着回し度の高さも抜群です。 観劇やお集まり、またお食事会など、どんなシーンにも対応してくれる、 まさに上質の一品です。 |
特選西陣高級袋帯 【まいづる織物謹製】「有識菱秀花文」 | |
結び心地を求めるため最高品質のオリジナル素材を使用しています。 また柄の重要な部分にお琴の糸を織り込むといったこだわりも・・・。 白地を基調として金糸銀糸や色糸を贅沢に使用して高級感のあふれる一品になっています。 お柄は流行に左右されない「有識菱秀花文様」 訪問着・附下・江戸小紋などに、合わせるキモノによって装いのシーンがたくさん選べます。 |
このような感じで合わされると正調な装いになるのではないでしょうか。又、格も高くなると
思います。
人間国宝・木村雨山 画 【 春夏秋冬・オリジナルカラー色】 | ||||
人間国宝の木村雨山が残した画集で、唯一色を使ったモチーフの貴重な絵画が4点ありました。その4点の内の一つがこの「春夏秋冬」という袋帯としてよみがえりました. とみや織物では、この柄の色違いを何種類か製作していますが 、当店では画集どおりの配色の品だけをお客様にご提供いたします。あわせる着物によって、幅広いコーディネートも楽しく、また生地の風合いもこしがあり、締めやすい一本です。 観劇やお集まり、またパーティーなど、どんなシーンでも対応してくれる、まさに上質の一品です。 このように合わせると個性的な着こなしになると思います。春夏秋冬ですので四季折々の花が 描かれておりますので、いつの時期でも合うと思います。
江戸小紋・小紋・名古屋帯専門店 ℡ 0856-22-0095(代表) 0856-22-0098(ネット専用) kimono-murataya.com mail murataya@iwami.or.jp ご質問がございましたら、是非お気軽にお電話くださいませ。 |
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