2015年6月20日土曜日

小紋の良さ



女性として品の良い色気を表現できるのは、 

縮緬に染めた染めのきものが一番・・・

と言われる方がいらっしゃいます。

縮緬のような柔らかい生地のきものは、下に

絹の重みが加わるので身体からきものが離れ、

立ち振る舞いの不確かさも、きものがカバーをして

くれる場合が多いからです。

スッとたった場合裾に重みが加わるのと自然に

立ち姿が美しく見えるのです。

逆に紬などは体になじみ、沿っているので体に

くっついて動きます。そのため、体の動かし方を

間違えたら紬もその通りに動くので、立ち振る舞いが

下手に見えてしまいます。

いわゆる・・・誤魔化しがきかないという訳です。

よって 柔らかいきものは、女性の味方で、しなやかに

華やかにきもの姿を表現してくれます。

なかでも、小紋が最も女性の味を出すのではない

でしょうか。

柄が細かく、下へ下へと重みを出すきものの中で

絹独特のドレープが柄を引き立てて、日頃より華奢に

見えそして繊細な雰囲気をかもしだします。

礼装用のきものは、気高く着ることができ

着こなしの基本となりますが、小紋はひたすら女性らしく

装うことで きものの持ち味が生きてくるのだと思います。

訪問着・小紋・素材別にきものの持つ特性を十分に

認識し着こなすことが大切ではないでしょうか。



きもの 東京染江戸小紋
     「宝尽くし」の柄

帯は  四代目蔦屋九兵衛の
     「蔦」シリーズ
 
帯締め 五嶋紐 




















東京染江戸小紋 貞子好み 
単衣にすると良いと思います。


~江戸小紋柄色々~

 

 

 


江戸小紋・小紋・名古屋帯専門店 
     着物の む ら た や  
   http://kimono-murataya.com/  



℡   0856-22-0095 (代表)
℡       0856-22-0098 (ネット専用)
http://kimono-murataya.com/
mail     murataya@iwami.or.jp
    
ご質問がございましたら遠慮なくお電話
又は、メールをしてください。

0 件のコメント:

コメントを投稿