2015年6月22日月曜日

表と裏

表と裏

物には表と裏がございます。

例えば、お茶を淹れる土瓶、急須に表裏があるのを

ご存知ですか?

把手を右に持ち、注ぎ口を左にします。

この時の手前側が裏で、向こう側が表となります。

注いでいる時に、自分の方ではなく、相手の方に

見える側が表と言うわけです。

とにかくお客様から見える方が綺麗で表になるの

だと理解してください。


又、座布団にも前・後並びに表・裏がございます。

一般的に四角い座布団は三方に縫い目があり

一方だけ縫い目がありません。この縫い目のない方が

前となります。

表は、房の付いている方なのですが、最近は、両方に

房を付けたものをよく見ます。そんな時は、生地の

縫い目で見分けます。生地を重ねた縫い目の

上の生地が下に向けて敷くとおのずと表が上にきます。


この様な事は、学校では習わず、まして教えてくれる方等

殆どいらっしゃらないと思います。

そういう私も嫁ぐまで知りませんでした。

少しずつ私も覚えてきました。でも、まだまだ知らない事

だらけです。あまり細かい事にこだわる必要はないですが

知っているのと知らないのとでは、何かの時にどこかで差が

出てくると思います。その様な時の為になればと思います。


ちなみに、紙を折るときは、不祝儀以外は右が上に

来るようにしてください。きものを着ている方の姿を見ると

右が上になっています。家の中の戸も右が上になっています。

ちょっと見渡すと結構あると思います。

そう考えながら見渡して見てください。楽しいですよ。





















お嫁入りのときは必ず持たせたいお道具の一つ
喪服のセットです。
夏・冬の表生地(長着)と長襦袢と黒共名古屋帯
帯締め・帯揚げセット(夏・冬)草履バックのセット


又、是非晴れ着も持たせてあげてください。

着ないから良いだろう・・・ではなく

あれば必ず着ると思います。すぐすぐではなくても

親に感謝しながらもう一度着れるように染め替えたり

仕立て直される方が増えてきています。

きものを着たいという方が少しずつですが、田舎でも

増えてきつつあるのだと思います。

どう合わせたら良いか?後始末は?色々とご心配の

事が出てくると思います。そんな時の為に呉服屋が

あるのです。遠慮せず聞ける知り合いの呉服屋さんを

作っておくと便利です。

私もそのような方のお手伝いができるよう、もっと

自分自身で勉強していきます。



江戸小紋・小紋・名古屋帯専門店 
      着物 む ら た や  
   http://kimono-murataya.com/  




  ℡   0856-22-0095 (代表)
 ℡       0856-22-0098 (ネット専用)
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