2015年1月23日金曜日

60代からのお着物事情~呉服屋がすべきこと

 
江戸小紋・小紋・名古屋帯

専門店   着物の む ら た や




今日は、突風が吹き人があまり動いていない様に思えます。
しかし、その様な時にでも足をお運び頂けるお客様がいると言う事は、励みになります。

今は、お持ちのお着物を何とかしたいと言うお声を最近よく耳にします。それだけ思い入れのあるお着物ですし、ご両親が作ってくれたから・・・・とおっしゃいます。



今の60代~70代の方がお嫁入りの時に沢山のお着物をお持ちになって嫁がれた時代とお聞きします。その方々が今やっと自由になって『着付けでも習おうかしら。』というお気持ちになられたみたいです。私共呉服屋としては、有り難い事と思います。
そこで、お客様はご自分のお着物を何とかしたいと思ってらっしゃいます。勿論、私共からすれば新しいお着物を買って頂きたいと思いますが、呉服屋の観点からしたら・・・・やはり お客様の思いを尊重しお持ちのお着物を染め替え・仕立て直しをして再生して思い出と一緒に着用して頂く。とにかく着物を着て楽しんで頂くことが大切だと思います。
それからお付き合いが始まり・・・何かの時にお役にたてれればと考えております。
又、私共も勉強してお客様にきものとは・・・とお伝えできるようにならなければ、本当の呉服屋にはなれないと思います。
少しずつですが、ブログにも書いて記憶に残していき、地元のお客様に喜んで頂ける呉服屋を目指していきたいと思ってます。





上と同じ訪問着に帯を変えてみました。
人それぞれの持つ雰囲気によって帯も
変わってきます。面白いですよね。

むらたやのきものワンポイント~
友禅・・・・模様を筆で彩色する。防染して刷毛で引き染めする。
      江戸時代初期 宮崎友禅斎によって始められました。
      産地は、京都・加賀・東京・十日町など。

江戸小紋・・・・
      もともと小さいもよう言う意味。江戸時代に武士の
      裃の柄が変化したものです。色は一色、遠くから
      見ると無地染めにみえます。 

辻ケ花・・・・
      桃山時代を中心に染められていました。その後絶えて
      しまった幻の染めです。絞りを主体にした染めで箔や
      刺繍も加わり現代の染めとして復元しました。

紅型・・・・沖縄で染められた型染。模様や色彩は南国にふさわし
      く鮮やかな独特なタッチです。

更紗・・・・桃山時代にインドから渡来。ジャワ・ペルシャ・シャム
      などはそれぞれ違うムードがありま使用す。

絞り・・・・鹿の子絞り・一目絞り・帽子絞りなど様々な技法があり 
      ます。大変手間がかかり、豪華でよく振袖にも使用
       されます。

草木染・・・・
      合成化学染料に対して草木の天然の染料による染
      めで、化学染料では出せない味があります。

  
  



 

江戸小紋・小紋・名古屋帯の専門店 着物の む ら た や


           ℡   0856-22-0095 (代表)
           ℡       0856-22-0098 (ネット専用)
                             kimono-murataya.com

           mail     murataya@iwami.or.jp

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