江戸小紋・小紋・名古屋帯
吉祥紋様の素材である梅は輪郭線を松葉で表現し、松と組み合わせています。このような職人の洒脱な紋様感覚は江戸時代の人たちを虜にしました。
良い兆しの印し、めでたい印しを吉祥紋様と言います。
古来中国から五行説や易などの思想に基づいた吉祥
紋様が日本に伝来しましたが、日本の風土に合わせた
解釈がなされて、独自の吉祥紋様を作り出しました。
八代将軍徳川吉宗は人々の欲求、不満の気晴らしをさせる為に、飛鳥山に桜を植樹し、向島堤、隅田川堤などにも桜の名所を作りました。花好きな江戸の人たちは、花見や紅葉狩りなど様々に四季の変化を楽しみました。身近では草花の鉢植えが盛んになり、園芸ブームが起こりました。巣鴨、染井、白山などで植木屋が競って珍しい菊を作り出し園芸の指南書も多く出版されたくらいです。そして、自分たちが身に着ける着物や生活用具にも多くの植物紋様を取り入れました。写実的ではなく洒落っ気のある粋な紋様に作り上げ多くの方が文様を身近なものにしたのです。
【宝尽くし文様・クリーム色】 | |
生地は厳選した高級浜ちりめんの「高砂」を使用いたしました。 伊勢の高級和紙に柿渋を塗り制作された「伊勢型紙」 一柄の型紙を作り上げるのに一か月近く要する事も・・。 これは日本人だけが持つ究極の技の世界といえます。 丁寧に伝統工芸技術保持者の職人さんに染めて頂きました。 柄は縁起の良い「宝尽し」のお柄。 |
左 【梅垣織物謹製・衣装段文】
右 【川村織物謹製】《葛飾北斎図案・佐賀錦袋帯》
上 【織楽浅野】謹製《唐花七宝段》
このような帯で合されたらいかがですか。
江戸小紋・小紋・名古屋帯の専門店 着物の む ら た や
℡ 0856-22-0095(代表番号)
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